開運山 三ッ峠山

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三ツ峠は、スケールの大きな眺望がハイカーを魅了する、ハイキングスポット!

三ツ峠とは、開運山、御巣鷹山、木無山の3つの頂きの総称と多くの案内では言われておりますが、上記写真、開運山の特徴的な三つの峰を指して、『三ッ峠山』(みつとうげやま)と三ツ峠登山道西桂口の周辺地域では言われることが多く、三ッ峠山の標高は1,785.2mです。 三ッ峠山の南側壁面の 屏風岩(びょうぶいわ)はロッククライミングのゲレンデとしても有名です。
 三ッ峠山は今日ではハイカーに愛される山でありますが、明治以前は修行者の山とされ、奈良時代に修行の祖、 役の行者小角(えんのぎょうじゃおずね)によって開山されました。その後、三ッ峠山仏教信仰の近世の開祖、 空胎上人(くうたいしょうにん)が天保3年(1832年)に入山、信仰を広めた霊山である三ッ峠山は、当時は『神鈴峯』(みすずみね)と呼ばれ、 コースの随所に往時を偲ばせる史跡が残っております。三ツ峠登山道西桂口は、信仰の道をたどるコースでもあります。(三ッ峠山の信仰と民俗:西桂町教育委員会発行)

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